2012年9月11日火曜日

間取りって

間取りについて考えることがよくある。たとえば東京の平均的なマンションの間取り、いまの生活と合っている? どちらかというと人間が間取りに合わせて生活していないかなあ。

たとえば。

なぜバスルームは寝室からすぐのところにないのか? ←近い方が良くない?
なぜソファをテレビに向かってしか置けない壁面&窓位置? ←だれも考えてない?
なぜ狭いのにドアばっかりいっぱいあるのか? でもって引き戸でないのか? ←うーむ
なぜ居室からトイレが遠い? ←玄関開けたらすぐトイレ、とか。
なぜ洗濯物を干すのに家を横切らなければならないのか?←動線悪っ


もちろん新しい考えの物件もあるにはある。それにしても昭和の生活に合わせたかの間取りが多すぎやしないか。居住空間によってむやみに暮らしのストレスを増やされているなんて!!

ここで叫んでいても歯がゆいのぅ。


たとえば。
こんな間取りだって、あっていいんだけど。

という台湾の部屋は、壁面が収納にもなっていて、全体は緩やかにつながりながらも、それぞれの部屋は区切られている。正方形を基準としない区切り方も新しい。それだけでなく棚壁面が可動式!部屋の形まで変わる仕掛けになっている。


 Resident Tsao apartment with rotating walls by KC Studio - Dezeen

右本棚の裏側にはTVが。本棚を窓の方に動かせば一部屋のリビングダイニングに。





ただし料理のにおいが寝室に流れてくるのは気になるから、寝室は閉鎖可能で。

棚奥のブラックが引き締め効果。TV埋め込みで広さ効果。

部屋の仕切りは目線で解決出来ると思う。見渡せなければその部屋は仕切られていると感じるもの。だから必ずしも閉じられた部屋でなくても、ドアがなくても、結界は出来る。

ドアがない分、スペース的にも合理的。空調も、音もone for allで、家電が増えない合理性もあるかもしれない。


花の東京、もう少しセンスのある「お物件」が増えて欲しいなあ。




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