じゃがいものグリルや鶏のロースト、テリーヌのような繊細なメニューも合いそう。
お皿を前にして料理を載せたところが次々と思い浮かぶものはきっとよい器、とひそかに思っている。(美術館でもこの基準で観賞して愉しむ。)
この大皿は形こそフランスのテーブルウェアによくある楕円や八角形だが、それがスリップウェアで、となるとあまり見ない。聞けば「H.P.DECO」のバイヤーがパリでとあるフランス人からこれは!と思って仕入れたものという。出自は南仏のある工房としかわからない謎の陶器。。
スリップウェアといえばバーナード・リーチや河井寛次郎が思い浮かぶが、クラフト人気のいまはふだん使いに良い益子や島根の現代作家の作品も多い。
そんな日本の陶磁器とは異なる印象が面白い。ヨーロッパには「グロテスク手」という植物、果物、動物を浮き出しモチーフに盛る伝統的なポーセリンの系統があるが、その雰囲気がある。ロココなエッセンスほんのり。
サラダ、焼き菓子に。肉料理も合いそう。5万円台〜 |
このお皿欲しさに集まりを開きたくなるな〜。
(取扱い/H.P.DECO)
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